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白い世界

新年明けましておめでとうございます。

今朝、部屋の窓から外を見ると、昨日の天気予報の通り、雪が降り積もっていました。

普段はげんなりする「白い世界」も、新年最初に目にする光景だと、ここからどんな色を描いていこうか気持ちが高揚してきますね。

色といえば、私は仕事柄「色の辞典」を手元に置いているのですが、一言で「白色」といっても多くの色名が存在します。例えば、マットな質感の「白亜」、温泉の湯をイメージする「乳白色」、真珠の色味を表す「パールホワイト」など、両手では収まらない色名が挙げられます。
また、雪が降り積もった状態を「白銀の世界」と評することもありますが、「白銀」とは銀色の意が強いようですね。

話は変わりますが、昨年11月23日に「Climbers -クライマーズ- 2020 ブレイクスルーを実現した10人による人生の特別講義」をオンラインで視聴しました。政治家の河野太郎さんや元メジャーリーガーの松井秀喜さんなど錚々たるゲストスピーカーが登壇する中、私は株式会社SmartHRの代表取締役である宮田昇始さんの話が最も心に残りました。

2015年にリリースしたクラウド人事労務ソフト「SmartHR」は、今やその登録企業数は3万社を超え、業界シェア1位を獲得しています。企業の管理部門の方はもちろん、現在はCM等で耳にした方も多いと思います。

そのサービスを創り出した宮田さんは、20代の時の大病を乗り越え、インターネット会社を起業。自身の病気の経験や奥さんの産休・育休の手続きから今のサービスを思いついたそうです。

しかし、そこに至るまでは9回のチャレンジと挫折、方向転換があり、10回目が「SmartHR」であったと語っていました。そして、ご自身のキャリアを包み隠さずお伝えする姿が「SmartHR」というサービスに更なる価値を加えているようにも感じました。

宮田社長のインタビューはこちらから

今年、新たな挑戦をする人も、昨年からのステップアップを図る人も、新年1月1日は目標やビジョンを描いていらっしゃると思います。私たちは、そのビジョンをしっかりと受け止め、「白い世界」が「素晴らしい世界」に変わるよう、色をつけていきます。前述の宮田社長のように「諦めずに描き続ける」ことを私自身のビジョンに掲げながら。

本年より、どうぞよろしくお願いいたします。

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